日本統治時代の裁判所が、今は博物館になっていると聞いて行ってきました!
入場料は無料です。
「國定古蹟臺南地方法院」は日本統治時代の1914年(大正3年)に完成しました。
「總統府」「國立臺灣博物館」に並ぶ、日本統治時代の台湾三大建築の一つです。
現在の建物は、当時の設計図をもとに修復されたもの。
一番高い塔の部分は、設計図が見つからず復元できなかったそうです…。
明治維新後、日本は西洋文化を積極的に取り入れました。
この裁判所も典型的な西洋建築です。
オレンジ色のタイルは完成当時のもの。
裁判を待つ受刑者は刑務所からここに連れてこられ、待機していました。
奥にトイレもありますが、流すレバーは外にあります🚽
歴代の代表が、一人ひとりパネルで丁寧に紹介されています。
当時の法服です。
最近NHKの朝ドラ『虎に翼』にハマっているので、「ドラマでみたやつだ!」
と興奮しました✨
判事:黒地に紫の刺繍、黒の冠帽
検察官:黒地に赤の刺繍、黒の冠帽
弁護士:黒地に白の刺繍、黒の冠帽
書記官:黒地に緑の刺繍、黒の冠帽
厚い扉の向こうには、刑事や民事の書類が保管されています。(原本かどうかは不明)
上部の色が異なる部分は、国民党が台湾を統治していた頃に塗り直した跡だと、ガイドさんが教えてくれました。
個人的に一番楽しかった展示です。
復元できなかった塔の部分が、天井に逆さに展示されています。
床は鏡になっているので、上から塔を見下ろすことができます😲
入場料は無料ですが、かなり見ごたえがありました。
台南観光の選択肢の1つにいかがでしょうか?
→公式HP https://tnd1.judicial.gov.tw/hs/index.asp